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ずっと隠し続けるのは、無理だと判っていても 予想を立てたところで、それは所詮無用の長物以外の何物でもない いつまでも、一緒と言う訳にはいかない 本心は逃げる事を望んでいた。でも、 未だその重い枷を抱えてそこにいて 気付いたら、もう気付かなかった前には戻れない 行かざるを得ない事実も揺るぎない 本能が知っているから、求めて当然 本能が理解しているから、欲するが正当 せめてそれだけでも、伝えられたらいいのに |
真実は、未だに不明儘で分からない 掬った水が、指の隙間から零れ落ちた 知っていて判っていて理解しているから 時々見ていた影が、ふつりと消える |