扉、窓、風景

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此処
其処
何処
場所
庭園
大きい門
解き放て
森の中で
匣の天井
小さな洞窟
扉に辿り着く
開けて
白い天井
鉱脈
部屋の隅
白い匣の中の住人
何処に行きたい?
自分で開けるんだ
扉は目の前にある
あの時に似た光景
開けようとしない
窓は解き放たれて
扉はまだ、開かない
強く開け放たれた扉
鍵を、握り締めた儘
よくある食堂のオープンテラスにて
風景よりも遠い何処かを見透かして
その扉は決して開く事のない扉ではない
地獄の門は、罪人を裁く為に開かれた
目の前に聳え立つは地獄の門か
目的地が見えない。出発地点も見えなくなった
二人で手をつないで、あの場所まで
住む人がいないのだから、この家は廃墟だ
お伽噺か何かのように、森へ迷い込んだ
ふらふらと、覚束無い足取りで向かった先

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そっと扉を開いて
光に満ちた部屋
白い大きな匣の中
閉ざされた匣の中
扉の前で躊躇する
非現実な場所
閉じ込められた家
殺された情景
騒然とした殺風景
簡略された空間
開くのに、何故閉める
近寄る筈もない場所
コンビニの自動ドア
向こうにも、此処にも
どうにかすれば、開く筈
いつでも何処でも現れる
浮かんだ情景の中で
地獄の門が開かれた
人込みの激しい場所
密閉された有限な空間
家に灯りが灯っていない
乾燥し、やがて砂漠になる
扉の向こうで聞こえた涙声
深い深い闇のような森の中
閉めてはいけない。開けるんだ
永遠に続く螺旋階段で
揺れ動く振り子の中心部
部屋中に舞う紙吹雪
角を曲がる寸前でふと、
君といるなら、何処へだって
乾燥した地面
漠然と見える扉
地獄に堕ちた
街道の別れ道
廃屋の集合地帯
来訪者を拒む門
城の見取り図
足場に何もない
いざ、敵地へ
門、開かれたり

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さあ、次の扉へ
暗く冷たい廊下
何処……?
開かれた扉
ただそこに
開けてみせる
魂の宿る場所
庭園のような所
此処から出たい
蒼く深い池には
あの角を曲がれば
感情が混ざる場所
本棚が作り出す道
旅の道中出遭ったもの
誰もいない屋敷
とどけ、地球の裏側まで
半開きの扉の目の前で
人気のないカフェテラス
あの場所へ、帰りたい
名もない遺跡に眠る宝
寂然とした、質素な殺風景
冷たい白を宿した匣の天井
質素な白い、潔癖な匣の中
告白するには絶好のポイント
何処にでも連れてってあげるよ
開かない扉の、開け方を
開け放たれていた窓(扉)
あっち、には何もなかった
目の前に広がる、その情景は
此処に居て、いいのだろうか

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また今度、何処かで会いましょう
ある町の、ある食堂の、あるテーブルでの光景
あらぬ設定をつけられたお化け屋敷
人が入れ代わり立ち代わり、流れ込んでいく駅前
枯れ木賑わう荒れ果てた土地
眩しい太陽の光が漏れる窓
歩いてきた道のり