声 02 (121- )

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声も出せない衝撃
部屋を彩る音は君の声だけ
聞こえた声に反応して
オブラートに包んだ声音
大丈夫、聞こえているよ
下手な鼻歌
鳥の声が、聞こえない
その歌声を聞かせて
その声で、名を呼んで
たった一声で、君だと判る
周囲の声が聞こえない
月日に声を奪われた
鳴くと言う本能を、捨てた
喋る事など、元より不可能
鳴く事さえも忘れてしまった
泣く事さえも忘れてしまった
君の声が聞きたい
猛々しい声で、啼いた
りん、と啼く声
じっと静かに耳を傾けて
言葉を使わず、声だけで伝えて
たとえ呼び声が届かなくても
泣いている声、怒っている声、不安そうな声
小さな声で、呟かれた言葉
マイペースな声音とつっけんどんな声音の応酬
空の笑顔、風の声、世界の心
耳を澄ましたら、貴方の心の声が聞こえるわ
貴方の声で、あいのことばを聴きたいの
囀る事など元来から知らない
その声だけを、聞いていたい

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耳を塞いで、その声だけを聞いて
空を見上げたら、君の声が聞こえたよ
好きって、貴方の声で聞きたい
声にはならなかった優しさが、滲む
脳裏に過ぎる声に、揺らいだ
世界の広さを、その声で言葉で教えて
扉の向こうで聞こえた涙声
声に出して言葉にしなくても
声だけが風に乗って山に響く
心の奥から声が響く
どんな小さな声も