101-110

相手に聞こえていたのだろうか
南中高度
生が夢で、死が現
ごく簡単な問い
呼ばれた気がした
穴から覗いた空の顔
厭な音が耳に纏わりつく
世界の終わりを迎える時
短い対話
短い会話

111-120

月日に声を奪われた
空だけが僕を見ていた
響いたベルの音色
マイペースな声音とつっけんどんな声音の応酬
記憶の繋がり
陽だまり
戦いにかける想い
戦いにかける願い
色のある世界が無色に、そして白く、見える
見えなくなった色

121-130

恐く見えた空
ただ在ること
馬鹿な真似
蝕まれていくように
敵を見極め見定める
耳に纏わり付く厭な音(声)
耳に纏わり付く電子音
強さがあれば弱さもあり
終わりが唯一意味するのは「死」のみ

131-140

戦いとは想いを通わせる行為の一つでしかない
関係と言う事に、意味はあるのだろうか
この空を飛んでみたい
瞬くその間だけ
その鍵穴を覗いてみれば
訪れる未来を、曲げた
言わないで
時折見せるその笑顔が、とても好きだから
聞こえてくる心の音
聞こえてくる心の音に、耳を傾けていたい

141-150

ああ、笑えた。
ねぇ、笑って?
またそうやってはぐらかす
兵士は、戦うものだろうか?
鍵は、持っているのに
この鼓動
浮かんだ情景の中で
同じ空なんて存在しない
戦いは必ず起きる事象
闇は光があってこそ、存在している

151-160

魔法の使えない魔法使い
魔法を使わない魔法使い
魔法を信じない魔法使い
髪をかき上げる
引き摺ってでも
戦って、生き抜くんだ
おやつの時間
戦いにだけ活用される能力
喋る事など、元より不可能
月はずっと、太陽に憧れていたんだ

161-170

別れの言葉
まだ、始まったばかり
時折、自分を壊したくなる
そんな疑問から、始まってしまう
話したところで、それは些細な事であるに違いはない
話したところで、どうにもならない
話したところで、無関係である事に変わりはない
失ってしまった色
記憶が動き始めた
冷酷さを大いに含ませて、歓喜を僅かに滲ませて、哀音を仄かに響かせて

171-180

訊きそびれた事
作り物の空
来てしまった終わりの世界
怒気の混じった声色
あの時見たのが初めて
戦うしか生きるミチはなく
太陽はいつも、月を見つけようとしている
痛い、と言う声しかあげられず
待て、と言う声はかけられず
生が現と言うのならば、死は一体何だと言うの?

181-190

春の日差し
夏の日差し
秋の日差し
冬の日差し
キザな科白を捨て置いて
空気は微笑み一つで、三度、暖かくなる
答なき自問は疲れるだけ
謝罪の言葉を言わせて
違うけど、同じ色
羊皮紙に文字が綴られていく音

191-200

闇の中で仄かに光る光
記憶が曖昧ならば、過去も曖昧となる
死んでしまえば全てが終わる
戦いと背中合わせのもの
笑う門には福来る
勉強を始めて数分足らず
負けを認める
不安が世界を襲う
恐怖が世界を襲う
不幸が世界を、覆う