3801-3810

貴方といたら、チョコレートのようにとけてしまうわ
記憶を反芻するまでもなく、思い出せる近い記憶
小さな意地
闇色に染まる前に
不機嫌は傾斜を登る
自業自得の可能性
愛を囁いて。もっと、私の傍で
飴のように、とけてしまいたい
夢を見て思い出すこと
誰もいない虚空を

3811-3820

歩む足取りに、迷いはない
聞こえた声に反応して
癪だなあと、一人笑ってしまった
闇が途切れつつある、青い空を
きっと君は、あそこにいるのだろうと、思い描き
雫に、傍にいない者への祈りを捧げる
この世には、嘘しか存在してなくて
ただ空を見上げて、遠い向こうを見守るだけ
ここで悩んでも、今悩んでも
ころころころころ。頬を行ったりきたり

3821-3830

夢と現の境目は
世界が、見えない暗闇に呑み込まれる
貴方が太陽なら、とけてしまっても構わないわ
貴方が太陽なら、月はきっと幸せね
好きって、貴方の声で聞きたい
夢に映った幻想
遠い空の向こうで
つきたての嘘
混沌に還る空
貴方の声で、あいのことばを聴きたいの

3831-3840

世界が、揺れている
古典的な悪戯の代表格
夢に惑う
子供らしい考えに基づく、大人らしさ
アフターケア
役者交代
闇色に染まる前に、紅に染まる
揺れる世界、憂える空
世界は彼女の玩具のよう
希望的観測

3841-3850

それじゃあそろそろ、茶番劇も幕引きといこうか
天秤にかける必要
向かう先は
君の傍から離れない
和んだ空気を脱ぎ捨てて
耳を澄ましたら、貴方の心の声が聞こえるわ
殺気の風が追う
咲き零れる笑顔
全ては、ここから始まった
誰もが幸せを感じる一瞬

3851-3860

上辺の笑顔なんていらない
貴方のせいで、嘘にばかり敏感になってしまったわ
攻防を繰り広げ初めて早五分
猟奇的な笑みがよく似合う
惚れた弱み。無条件で相手は弱くなる
鏡を合わせるように、向かい合った二つの顔
知り合ったのは昔の思い出
それが君の望みならば
軽く噂の一つや二つ
一つの笑顔で、沢山の笑顔が咲く

3861-3870

現実と口癖の矛盾
風雨の悪戯
間延びした暢気なチャイム
あまいあまいあめになってとけてしまうの
大きな大きなくすんだ立方体
言葉を交わした時間の合計
「入ってきなよ」と天からの電子音
思考回路は停止寸前
磨かれた白い床
楽園を貶す言葉

3871-3880

積み上げられたありとあらゆる物
幸福を感じるのも十人十色
日頃一日中年がら年中
巨大な薄型モニター
愛してる。貴方にだけは、言われたくないの
消耗品の数々
色あせた君の色
君が来る二秒前まで
変化を気にしつつ変化を嫌う
貴方の言葉は嘘ばかり

3881-3890

理論上の話ではなく、感情論で
広い世界を歩く
半開きの扉の目の前で
黒い廃屋の陰
心の中で呟く
林檎をもうひと齧り
感情を隠すのが上手い君
憶えていない幸せを、憶えていたかった
人気のないカフェテラス
未だ世界はあり続ける

3891-3900

巻き込まれない為の予防線
どちらとも判らない立場
他愛もない論議
君になんか、誰も殺されない
君が殺されてしまう可能性
携帯のメモリ
もう嘘はいらない。真実だけを聞かせて
抜け落ちた主語
マザーコンピューター;略してマザコン
略すな危険