301-310

始まりから始まった
川のせせらぎ
独りだけと言う、空間が、世界が
浪漫主義と理想主義と神秘主義の談笑内容
すぐそこには、暗闇が
過去は、戻るもんじゃない。思い出は、見せるものじゃない。
溜息を長々と零す
踏み込んではならない境界線
白い匣の中の住人
何故、笑わなければならないの?

311-320

裏切り続ける運命
一歩、一歩、緩慢に歩み出る
始める為に
騒がしい静寂主義者
戦いにおけるエキスパート
太陽がなくなる時
あの時見た色
古い記憶は排斥されていく
記憶を記し始めて
困ったような微かな笑み

321-330

終わりと言うのは未来
世界を漂う風
始まりの鐘
月日を重ねるにつれ
否定する色も、肯定する色もなく
事実を突き付けたその言葉
殺された情景
待ってと言う言葉を、待っていた
軽く弾く音
戦い方を、教えて

331-340

授業開始のベル
日の当たる場所
その一言だけ
囀り(さえずり)
始まる? もう始まってるよ
もう少し、長く言葉を交わしていたのなら
それ以上は言わないで
呼ばないで欲しい
意味が伝わらない
宣告された死

341-350

空はもう、晴れた
必ず、仲直りする関係
死期が迫る可能性
戦いを放棄する
陽炎稲妻の水の月
暇ならば、こうして
太陽が月を隠した
生き残る為の方法だから
ただ戦うだけが『戦う』と言う事じゃない
始まりの合図

351-360

馬鹿者阿呆者愚か者
きっかけを生み出す、存在
知らぬ人など存在しない
だから、変わった
耳を塞いで、その声だけを聞いて
窓は解き放たれて
躯に、魂にこびり付く、血
誰も、理解してくれなくてもいい
殺める事に躊躇いを抱き
殺める事に躊躇いもなく

361-370

桜の色
過ぎ去った過去
死は遅かれ早かれ、さ
日中すれば昃き月盈れば食く
さて、次は何だ?
自覚しているつもり
自覚しているからと言って
気付いたら、後戻りは出来ない
傷付けられると言う事はないにせよ
ヴァレンタインチョコレート

371-380

面倒臭いからさ。
痛い、とすら言えず
ほら、笑って
気付いてしまったが、最後
心臓が、早鐘の如く鳴っている
改良の余地あり
感情を持った、時
感情を持たぬ“時”
赤=辛い
鳴く事を止めた鳥

381-390

沈んだココロ
自分でも知らない人
人は平等ではない
残桜
それでもいいの?
それでもいいんだよ
本当に、それだけ?
まさかこんな時に来るとは、思いもしなかった
無言で笑みを浮かべているだけ
見えないように
死と言う名の闇

391-400

あれから、
月は太陽が好きで、太陽は月が嫌い
沈みゆく空の向こう
おかえり、その言葉のすぐあとに
いつからだろう、崩れ始めたのは
近寄る筈もない場所
これ以上は遠慮させて頂きます
nothing; 皆無
nobody; 誰もいない
nothingness; 非実在